アラフィフおひとりさま暮らし

気がつけばもうアラフィフ。さて、これからどう生きよう。

昭和の私はやっぱり昭和が好き

 

20代以降の人生の半分以上をロンドンで過ごしています。

 

すなわち、私の日本での人生の大部分は

「昭和真っただ中」

だったということになります。

道理で正真正銘の浦島太郎なわけです。

 

未だに「ガチ」という表現に対する違和感で身震いし、

「神○○」とか「塩対応」とか、

すっかり当たり前に使われている表現が使いこなせない、

完全に時代に取り残されたおばちゃんになってしまっております。。。

 

だからなのかもしれませんが、

好きだった昭和の歌謡曲を聞き返し、

昭和のテレビ番組(一部ですが)を見返し、

昭和のネタに笑い、

同い年のマツコにめっちゃ共感し、

ああ、私はやっぱり昭和の人間、

時代に取り残されようと、

昭和が好きだわーと

昭和ラブを再確認しております。

 

要は「昔はよかった」という

老人の決まり文句とほぼ同じですね。

 

もうそんなお年頃なのかもしれません。

でもいいんです。私は昭和の人ですから。

 

頑張っている姿、楽しんでいる姿は美しい

 

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頑張っている姿、心から楽しんでいる姿は美しい!

 

今日そんな思いにさせられる出来事がありました。

 

 

私が、バレエという芸術的なダンスに挑戦しはじめてから

かれこれ15年が経とうとしています。

 

バレエは過酷な世界、

美しいとみなされるフォームが決まっており、

理想とされる骨格・体型があり、

手足が長いほうが断然美しく見え、

だからこそ、大人から始めたちんちくりんな体型のアマチュアが踊っても、

ほとんどギャグにしか見えないという、

とても残酷・悲しい側面を持っています。

 

 

私自身、かなりの完璧主義者なので

15年経った今でも、

バレリーナ体型からほど遠い自分の踊る姿など、

目も当てられない、他人様にとてもお見せできるものではない、

ずっとそう思ってきました。

 

・・・が今日、同じクラスに出ている生徒さんのインスタ動画を始めてみて、

その考えが思い切り覆されました。

 

彼女はかなりのぽっちゃりさんで、

手足も特に長いわけでもなく、

テクニックもまだまだこれからな感じの人です。

でも突き抜けて明るい!

自分のぽっちゃり体型を自虐ネタにして、

周囲を笑わせることのできる超ポジティブキャラ。

でも全然卑屈ではないんです。

それ自体、すごいなーって思っていたのですが、

その彼女が、自分がいろいろなワークショップに積極的に参加して、

一生懸命、そして何より楽しみながら、

練習している姿を動画に収めたインスタ投稿を見て、

全然できていないのだけど、その姿に純粋に心を動かされました。

 

内からエネルギーがにじみ出ている姿って美しい。

何かとてもいいものを見た気がして、

すがすがしい気持ちにさせてもらえました。

 

アラフィフの私ですが、

年下のアラサー女性から、とても素敵なものを学ばせてもらいました。

ロマンスは夢の中で。

夢の中で、私の理想のタイプ(長身でがっしりしていて、顔は濃ゆい系で声がとても低く、豪快でちょっと強引でなおかつ包容力がある,)の男性に守られ、彼に対するときめきと、そんな彼に一途に愛されていることを実感し、温かくて幸せな気持ちに浸っているときに、目覚ましが鳴った。(ちなみに私の目覚ましはここ数年間変わらず、iPhoneのSenchaというトーンです。お茶の世界とは程遠い、軽快な音楽)

 

うっとりした幸せな気持ちで起床し、なんてロマンチックないい夢だったんだ~と余韻に浸れたのも束の間。

ふと、アラフィフの私にはもうこの先、そんな心ときめくロマンチックな出来事など何一つ起き得ない、という悲しい現実が頭を掠め、人生とうとうここまで来てしまったかと、妙に寂しい気持ちにもなった朝でした。

 

来世に期待しつつ、現世では夢でロマンスをかなえることにします。

 

毎日やると頭がよくなること?

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脳細胞が毎日ものすごい勢いでお亡くなりになっているのを

痛いほど感じられるお年頃です。

(酒飲みなのもそれを加速させているかと思います。でも好きだからやめられない)

 

記憶の引き出しを探すのに時間がかかる、

新しいことを覚えにくくなった、受け入れがたくなった、

覚えたつもりだったことを忘れやすくなった、

ありませんか?

 

そんな折しも、とあるYouTuberさんの動画に巡り合いました。

 

「毎日やらないと頭が悪くなる行動TOP3」

 

ってことは毎日やれば頭がよくなる、

もしくは最悪でも現状維持できるってこと?

 

これをやればいいそうです。

 

其の一:毎日ググる

必要に迫られてではなく、自分が興味を持ったことを調べてみる。知的好奇心の維持

 

其の二:そして自分でググって仕入れた情報を他人に説明する

自分の理解したことを言葉にすることで、脳にしっかりと焼き付く

 

其の三:他人の立場に立ってものを見る、考える

想像力の強化になる、そして目線を同じにして話すことで新たな発見も?

 

とてもシンプルですよね。

誰にでも実践できそうです。

 

私はよく知らないことにぶつかると、

興味がわいて結構ググるタイプではありますが、

調べて、「へえ、なるほど!」「ふむふむ」で満足、

もしくは検索結果をそのまま相手に読んで聞かせて終了ってことがほとんど。

 

脳の退化を食い止めるためにも、

これからは其の二、其の三までしっかり心掛けてみようかな。

 

 

我を忘れて没頭できるものがあると幸福度が上がる?

何かをはじめたとき、

早い段階でそれなりの手ごたえや達成感を感じられないと、

素質がない、自分には向いていない、という結論に即座に達してしまい、

そのせいで楽しさも感じられなくなって、

投げ出してしまう私です。

 

そんな私が自分でも驚くほど長く続けている趣味が一つだけあります。

それは「バレエ」です。

 

もともと観るのは好きだったのですが、

30代半ばにO脚改善のため、という目論見もかねて

人生初めて、バレエに挑戦しました。

正真正銘ずぶの素人からはじめたので、

今でも、人様にはお見せできないほどひどいものです。

ポワントシューズももうすっかり諦めています。

でもかれこれ20年近く続いています。

 

やればやるほど、

好きになればなるほど、

理解が深まれば深まるほど、

自分の体がバレエに不向きな要素をすべて兼ね備えていることを思い知らされ、

とことん凹んだことも数知れず。

 

それでもここまで続いているのは、

 

自分の体と音楽にだけ向き合うピュアな時間

頭で考えることをやめ、自分の感性や感覚にだけ耳を研ぎ澄ませることのできる時間

今日の自分が昨日の自分よりほんの少しでも前進できるよう、自分に挑戦する時間

 

が、私にはとても大切なものだからだと思います。

 

 

我を忘れて没頭できるものがあると、幸福度が高くなる、

というのを、何かで読みました。

自分の幸福度が果たして高いのかはわかりませんが、

バレエが私の心の栄養であることは間違いありません。

 

体が動く限り、何歳になっても続けていたいなと思っています。

 

 

 

 

 

キャパシティ。

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キャパ。

小さくなってきたなと思います。

仕事でもプライベートでも。

 

独り身で子供もいない、

やるべきことの数は、

同世代の働くママさんたちよりもうんと少ないはず。

それなのに、少しやるべきことがたまってくると、

あれもやらなくちゃ、これもできてないと、

自ずと気が急いてしまう瞬間が増えました。

 

仕事でも、朝、パソコンを立ち上げて、

受信フォルダにいつもより多く依頼メールが届いていると

その時点で、てんぱってしまいがちにもなりました。

 

もともと気が小さいタイプではあるけれど、

それでも昔はもうちょっと余裕があったはず。

こういう変化も年をとるということなんですね。

 

仕事ではそういうわけにはいきませんが、

プライベートでは、

「今日はこれだけは絶対やる」

と、毎日ひとつだけ自分に課題を与えて、

それができればよしとすることにしました。

たったひとつなので、簡単に達成できますが、

よし、今日もできた、と思うことで、

不思議とポジティブな気持ちになれます。

 

きちんと地に足がつくように

ハードルを下げる。

自分に少し甘くなる。

 

そういう調整も悪くないのかもしれません。

 

  

好きな言葉

 

いつどこでこの言葉に出会ったのかはもう忘れてしまいましたが、

私の心に刻まれている、マザー・テレサの言葉です。

 

Yesterday is gone. 

Tomorrow has not yet come. 

We have only today. 

Let us begin. 

 

昨日は過ぎ去り

明日はまだ来ない。

私たちにあるのは今日だけ

だから、さあはじめよう。

 

過ぎてしまった過去にとらわれたり、

まだ訪れてもいない未来を心配したりしても仕方ない、

自分が今いる、今日を大事に生きよう。